- ホーム
- 取材レポート
Interview Report取材レポート
-
内分泌分野
- 小児がん経験者の移行期医療の現状と課題
- 東北大学大学院 医学系研究科 発生発達医学講座 小児病態学分野 講師
菅野潤子先生 - 小児がん治療は進歩しており5年生存率は70〜80%に達する。全国には数万人以上の小児がん経験者(Childhood Cancer Survivors:CCS)が存在しており、成人期を迎えたCCSの数は若年成人の約500人に1人といわれている。CCSはがんそのもの・治療としての化学療法や放射線治療の影響で晩期合併症として内分泌・代謝疾患を有するケースが少なくなく、晩期合併症はそのほとんどが生涯続く。…
詳しく見る
-
- 針が見えないデバイスで恐怖心を持たせずGH導入が可能に
- はなまるこどもの成長クリニック 治部智美 看護師
- 2023年5月に開業したはなまるこどもの成長クリニック(藤本陽子院長、横浜市)は、低身長などの小児内分泌疾患を中心に診療を行うクリニックです。…
詳しく見る
-
成長障害疾患分野
- 成長ホルモン分泌不全性低身長症の病態とその診断
- 滋賀県立小児保健医療センター 内分泌代謝糖尿科
滋賀医科大学小児科学講座 松井克之先生 - SGA(Small for Gestational Age)性低身長症や先天異常、慢性疾患など、低身長の原因は多様だが、そのほとんどは家族性を含む特発性といわれる。…
詳しく見る
-
成長障害疾患分野
- 「DOHaD学説」からみたSGA性低身長症と将来の疾病リスク
- 昭和大学江東豊洲病院 小児内科 准教授 中野有也先生
- 「胎生期・発達期」の環境要因が成人期や老年期の健康や生活習慣病などの疾病に大きく関わるとするDOHaD学説。昭和大学ではSGA外来を設置して長期に渡る患者のフォローも含めてこの学説の検証…
詳しく見る
-
成長障害疾患分野
- SGA性低身長症の特徴、発育に及ぼす影響、そして「倹約型体質」について
- 昭和大学江東豊洲病院 小児内科 准教授 中野有也先生
- SGA(Small for Gestational Age)で出生した児が2歳までにcatch-upしない場合、小児期を通して低身長のまま経過する可能性が高いことが知られている。これをSGA性低身長症という。SGA児は将…
詳しく見る
-
- グロウジェクト®液状製剤化、7年をかけた開発のストーリー
自己注射に伴う身体的、心理的ストレスの軽減へ改良を重ねる - JCRファーマでは、ソマトロピン(遺伝子組換え)の遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト®」の液状製剤「グロウジェクト®皮下注」を2017年に発売した。これは、7年間にわた…
詳しく見る
- グロウジェクト®液状製剤化、7年をかけた開発のストーリー
-
内分泌分野
- 成長ホルモン治療のDXが患者の自己管理にもたらす変革と治療アドヒアランス向上
- 日本大学医学部小児科学系小児科学分野臨床教授
浦上小児内分泌・糖尿病クリニック院長 浦上 達彦先生 - 情報技術(IT)が人々の生活のさまざまな側面に浸透することでもたらされるイノベーションが「デジタルトランスフォーメーション(DX)」として注目されている。DXの動きは医療分野でも広がりを見せている。小児内分泌領域においては小児の糖尿病および成長ホルモンにおける治療・管理がDXの適用により変化しつつある。関連の臨床研究に長年取り組んできた日本大学小児科診療教授の浦上達彦先生に医療分野のDXの現状、そして臨床現場に今後もたらされ得る価値について聞いた。
詳しく見る
-
成長障害疾患分野
- 「原因不明」のままにしない成長障害診療の進歩
- 長崎大学医歯薬学総合研究科(医学系)准教授 伊達木 澄人先生
- 小児の低身長の多くは、明らかな原因が特定されない特発性低身長症として診療されている。しかし、遺伝子解析や病態解明の進歩から、特発性低身長症の一部には、SHOX異常症などの遺伝性疾患が含まれていることが明らかになっている。
詳しく見る
-
- 「めろん日記®」 ─患者さんの日々の治療をサポートするアプリが生まれた理由 注入器とスマートフォンアプリを組み合わせて服薬アドヒアランスを高める
- 世界初*の成長ホルモン製剤専用電動式注入器として2006年に発売された「グロウジェクター®」は、その後改良を重ねて進化し、2017年には第3世代の「グロウジェクター®L」を発売するに至った。さらに、2020年10月には服薬アドヒアランスの向上を目指し開発された「グロウジェクター®L」専用のスマートフォンアプリケーションソフトウエア「めろん日記 ® 」をリリースした。
詳しく見る
-
- 世界初、成長ホルモン製剤専用電動式注入器が誕生するまで ―自己注射のサポート、負担の軽減を目指して―
- 日々の自己注射の負担を軽減する目的で2006年に生み出されたのが、世界初の成長ホルモン製剤専用電動式注入器「グロウジェクター®」だ。これは製薬企業であるJCRファーマ株式会社(以下JCRファーマ)とヘルスケア企業のPHC株式会社(以下PHC)が共同開発したもので、第1世代以来絶えず進化と改良を続けている。
詳しく見る